「よくある質問。」
(SFN4月号掲載分)


寒い寒いシーズンオフ・・・皆さんいかがお過ごしでしょうか?自分はと言えば、まったりとしながらも来るべきシーズンインに向け釣欲を溜め込んでおります。そして、今年は芦ノ湖でで△△を投げようとか、印旛では○○を使ってみようとか、こんなルアーを作って、□□で使ってみようかとか・・・いろいろ妄想しております。まあ、イメージトレーニングですな。

さて、そんな中ではありますが、今回はいわゆる「よくある質問。」にお答えしたいと思います。代表的な質問を取りあげてお答えさせて頂きますが、一部今までにお伝えしたことと重複する事もあるかもしれませんがアシカラズご了承ください。(とにかく圧倒的に多いのが質問@なんですけどね・・・。)

質問@:転覆しませんか?

もちろんします・・・。そりゃ当たり前です。確かに一番多くある質問ですが、はっきり言ってこれは愚問です。「バイクはコケないの?」という質問と一緒で、コケない訳がありません。コレは物理的にもしょうがないことでしょう。ただし、コケないように走らせる・・・転覆しないように漕ぐのが気持ちいい訳で、それを恐れてては何も始まりません。ちなみに自分は一度も転覆したことがありませんし、他の人が転覆したところを見たことがありませんが、ざっくばらんな話・・・止まったらコケてしまうバイクよりは少なくとも簡単だと思います。ハイ。もちろん最初は意識しないと艇が思ったように動いてくれず戸惑うかもしれませんが、要は慣れの問題であって小一時間もすればある程度艇がコントロールできるようにもなるでしょう。そして、気が付けば不安は全く無くなっている事でしょう。後は楽しむだけです・・・。対照的に、、全く先入観の無い子供たちはいとも簡単に何の抵抗も無く艇に乗ってのっけから楽しんじゃいます。乗り方なんて教えなくても、勝手に乗ってます。パドルの向きが違ってたって関係ありません。それでいいんです。ある意味我々大人もそれに見習ってやってみることですね〜。安全装備さえ装着していれば何の心配も要りません。

質問A:スカジッド皆川さんにはシットオンタイプを薦められましたが・・・?

もちろんそれぞれに長所短所はありますが、シットオンタイプの第一のメリットは乗り降りが楽だという事でしょう。そもそも水をかぶり、濡れる事を前提に作られたカヤックですからウエダーを履かなければいけないのが面倒かもしれませんが、だからこそ自由度が増すわけです。艇の中に入り込む動作がない分、無理な動きをしなくてもいいんです。つまり一番危険な動作であり、ネックの部分が緩和され、少なくともその点は安心と言えるでしょう。あとは、要するに雰囲気の問題だと思いますね。イメージです。シットオンタイプは海のイメージが強く、一方でやっぱ内水面ではレクリェーショナルカヤックのように乗り込むタイプのほうが雰囲気だと思います。そう思いません?

事実、カヤックの本場アメリカでは、シットオンでの海釣りが大流行してます。

質問B:試乗会みたいなのがあったら参加したいのですが?

やはりこのような要望は多いですね。確かに最初はベテランと一緒に安全な状況で始めたいですもんね〜。分かります・・・・。ということで、まだ具体的ではないですがサンスイさんやスカジッドデザインさんと共同で、メーカーの協力を頂いて試乗会が出来ないかと計画を練っているところです。やっぱキッカケが欲しいですもんね。また今後、計画が具体的になったらご報告します。ご期待ください。
2006年6月11日開催 芦ノ湖カヤック試乗会の模様は、、、コチラをクリック!クリック!

質問C:利用できる場所の制約はありますか?

あります。とりわけダム湖に関しては地域地域によって扱いが大きく異なるようで、OKなところ、黙認されているところ、しっかりと申請をすればOKなところと、いろいろなパターンがあるようです。もう、コレは個々がそれぞれで確認するしかないでしょう。ただし、どこも手続きは至って簡単なケースばかりなのでそれほど心配することは無いでしょうし、微々たる手数料が発生するだけですからご安心ください。もちろん、例外的には丹沢湖のようにカヤックそのものを楽しむことは認められても、それで釣りをすることは禁止されているケースもありますので注意が必要です。とにかく責任を持って確認したうえで釣りを楽しんでください。

質問D:家族でレジャーにも利用したいのですが?

おおいに結構!子供たちも喜ぶと思いますよ。日ごろ味わうことが出来ない世界がそこにはありますので、パパの株が上がること間違い無しでしょう。ただし、その場合は艇をしっかりと選ばないといけないかもしれませんね。レクリェーショナルカヤックは基本的に一人乗りのものを選ぶケースが多いのですが、もちろん家族で楽しむなら二人乗りの艇を選ぶのも手でしょうし、より自由度を求めるのであればカナディアンタイプのカヌーの方がさらに適しているでしょう。カナディアンなら、小さな子供であれば親子3人で楽しむことも可能です。ちなみに自分は、新しい家族であるバーニーズマウンテンドッグの“ライトニング”君と一緒に釣りが出来る様になるのが夢です・・・。さて、ライ君は立派なカヌー犬になれるでしょうか?ちょっと不安ですが楽しみでもありますね。

素敵な思い出が作れること間違い無しです。