パドリング技術における、全ての要素が必要なホワイトウォーター。
要は、皆さんも最もイメージしやすい激流下りです。
カヤックと言うとこのスタイルをイメージする人が一番多いようですが、
一方で一番テクニカルなのも確かです。
さあ、男松井友宏!無事川を下りきれたのか?!
ロールは体得できたのか??!
ベテラン二人に連れられて、やって来ました奥多摩「御岳渓谷」。
まさに、ココ御岳渓谷は、カヤッカーの集う関東屈指のフィールドなんです。
松井友宏、、この日の為に体調を万全にすべく、3日間禁煙して挑みました。
(今後禁煙が続くかは疑問ですが・・。)
とにかく!不退転の覚悟です。
幸い天気にも恵まれベテラン二人にアドバイスを受けながら準備を進めます。
そうそう、今回お世話になった二人です↓。
写真右は、もうご存知のパール榎本氏です。
そして今回のスペシャルなゲストであり、本物のインストラクターでもある写真左の大内君(若干28歳、若い!!)。
ICI石井スポーツの本店で働いている、まさにエキスパートのカヤッカーです。
こんな二人が揃えば、、鬼に金棒!、、、などと言う古いフレーズでしか表現できませんが、、
安心して進水式を迎えられます。
↓
入水はスライドインと言いまして、陸上でスカートなどの装着を済ませ、、
そのままするっと水中に滑り込みます。
そして、記念すべき一瞬をパチッと撮っていただきました。
その後は、しばらく写真を撮る間もなく、川を下りながらいろいろな事を順に学び、実践し、そしてまた川を下ります。
去年の12月にサーフでちょっとだけホワイトウォーターカヤックにも乗ってましたのでなんとなくは分かってましたが、、、
とにかくこのカヤックは短く(全長190センチくらい)、底が平になって居ますのでくるくる回っちゃいますし、安定感もありません。
いつも乗っているレクリエーショナル艇(今後はレク艇と表記します)とは大違いです。
で、自分なりに何がキモかまとめてみますと、、運動神経・反射神経・バランス感はもちろん必要なのですが、
最も重要なのは、流れを読んで艇をリーン(傾ける)することだと痛感しました。
そう!スキーやスノボのエッジ感覚と一緒です。
レク艇と違って、ホワイトウォーターカヤックはセンターキールがない変わりにエッジが角張っており、
そのエッジで水を切る感覚と言ったらいいでしょうか、、それをマスターすると実に簡単に艇がコントロールできるのです。
もちろん私松井は完全にはマスターできてませんが、時折いい感覚でエッジが切れると気持ちよく艇が回せます。
一方、スノボで言うような逆エッジのような水流を受けると、、いとも簡単に沈します。
いや〜、、しかし難しい・・・。
けど、楽しい〜!!!
レンズに水滴が付いててボケてしまってますが、、、↓こんなところを下りました。
ちなみに初級者〜中級者コースだそうです。
途中、岸辺に上がり休憩を入れながら、さらにいろいろ学び、、川くだりを楽しみます。
レスキューのし方なども学びながら、いざという時にどうしたらいいのかを聞き、
覚悟を決めてバウレスキューも体験しました。
レク艇と違って(ココ重要です)このカヤックは簡単にひっくり返りますからとっても大切なことなんです。
ロール技術が備わっていればなんら問題ないのですが、、もちろん私松井にはそんな技術は備わっておりません。
でも、こんな激流も沈することなく下れちゃいました。
なかなかカッコいいでしょ?
やれば出来るもんですな〜・・・。
とりあえず、ココで川下りの部終了です。
さあ!続いて、ロール体得編です。
男松井友宏は、めげることなくロール技術を体得することが出来たのでしょうか?
とにかく一から大内君に教わります。
(本物のインストラクターですから教え方もとっても分かりやすかったです。)
自分としては、この日を迎えるまでいろいろなビデオ映像を見て、イメージだけは出来てましたから、
まったく根拠の無い自信はありました。
まずは補助つきで、パドルの位置、セットの仕方、腰の入れ方、、、etc
言葉で表現するのは難しいですが、一つ一つクリアしていきます。
何が難しいって、そのポイントになる点が五つくらいあって、一つを気にすると他がおざなりになってしまい、
なかなか全てのポイントをクリアーできません。
なにせ水は冷たいですから(水温5〜6度)体力も消耗します。
頭もキ〜〜ンとなってきます。
15〜20分続けると限界です、。
(嘘かと言われるかもしれませんが、それなりの装備で楽しんでますので沈しなきゃ全然寒くないんですヨ。)
しかしです。
感動すべき瞬間がやって気ました。
↓ロールオーバー効果でお楽しみください。
ナント、、、出来ちゃいました。
休憩に入る前に自ら志願して「単独でやってみます。見ててください。。」と言い残し、
榎本さんに万が一の時のためのレスキューについてもらい、エイヤ〜とやってみたら出来ちゃいました。
カメラが古い防水デジカメなので連写が出来なくって、違う場面の写真を繋ぎ合わせてますが、
うそ偽り無く、出来ちゃいました。
しかも、、、
偶然じゃなく、、何度でも出来ちゃいました。
↓ほら。
いや〜〜本当にありがとうm(__)m。
大内君、榎本さんのおかげです。
感謝感謝ですm(__)m。
この感覚を忘れないうちに、また連れてってくださいね!
という事で、ミッション・コンプリート!
ナント一日で静水でのロール技術を体得してしまいました。。
男松井友宏、、やる時はやります。(^_^)v
しかし、、、何が驚いたかって、、、ホワイトウォーターカヤックが全身運動である!という事。
上半身、とりわけ腕だけの運動と思いきや、、いやいや〜違います。
艇の中で、下半身がしっかりと働いているんですな〜。
おかげで全身筋肉痛です。
40男の挑戦はまだまだ続きます・・。
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