6月上旬に芦ノ湖でバスを手にして以来約1ヵ月半・・・。
運にも見放され、バスを手にすることが出来ていませんでした。
そこへエノ氏からの情報「芦ノ湖蝉パターン突入しました!」とのこと。
こりゃ行かない手はありません。
そして、久々にバスの顔を拝むことが出来ました。
「芦ノ湖蝉パターン突入!」
その情報が入ったのは日曜日のBBSでした。
関東地方は暑い日が続き、芦ノ湖の気温も連日30度前後になっていたそうです。
そりゃ蝉も本格的に動き始めますわな〜。
という事で、迷わず芦ノ湖行きが決定しました。
もちろん今回も相棒はバップス津田君です。
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しかしです。
現場に着いて、、、、予想はしてたもののその寒さには驚きました。
気温18度、、、連日30度以上を体験していただけに、さすがに20度を切ると寒いです。
長袖を持って来て正解です。
さらに、、、、結構な雨・・・。
コレは想定内ですが、いやな予感が・・・・。
さあ、凹んでる場合ではありません。
水産センターで申請して準備しないといけません。
で、
漁協の栗本さんの第一声は
「今日はダメだよ、こんな寒くなっちゃたら・・。」
落ち込む我らにさらに追い打ちをかけます。
「蝉パターンって聞いて来たんですけど・・・。」
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「こんな寒くちゃ蝉なんか飛んでないよ・・・。ワカサギでも釣って行けば〜」だって・・・・。
確かに、おっしゃるとおりです。
蝉どころか虫も釣り人も観光客も居ません・・・。
それをプラスに捉えて行くしかありません。
まさにプライベートレイクです。
なにせ、コレだけの蝉系ルアーを準備してきたんですから・・・。
活躍してもらわないことには困ります。
という事で、しばらくの間はこれらのルアーをしつこくしつこくシェイキングしながら使い倒します。
とりわけ良かったのが、ティムコから発売したばかりの“シケーダージャンボ”
ネチって良し、ただ引いて良し、音も良し。
13グラムとちょっと軽めですが、ダイレクトでもギリギリ投げられます。
コレはオススメです。
しかしです・・・。
反応がありません。
確かに蝉も鳴いてませんし、落ちても居ません。他の虫も見ません・・・。
ヤバイです。
蝉パターン解除!
されてます・・・。
そのときです。
津田君から電話が鳴りました。
「釣れました〜。」
コレがその魚。
“モズニエ”で獲った43センチだたかな?
いや〜先を越されちゃいました。
「ネチってる時じゃ無く、巻いてるときに出ました!」とのこと・・。
確かに、自分の蝉系ルアーにも、回収の時にはやる気は無いながらもチェイスがありました。
だったら、ちょっと目先を変えてペラ系でも使ってみよう!と、ウッドフッカーを取り出します。
相変わらずやる気の無いチェイスは有るもののバイトには至りません。
そして、またやっちゃいました・・・。
バラシ。
ここのところずっとです。
かけてはバラシ、かけてはバラシ・・・。
さすがに凹みます。
「また今日もコレで終わりなのかな〜・・」・
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いやいや、まだまだ時間はあります。
気を取り直し、チェイスの多かったシケーダージャンボにルアーを交換します。
さらに、白浜エリアから箱根湾に行くにしたがって明らかに魚の数が増えてきていますので期待が持てます。
P.M.5:00頃、もう少しで箱根湾というエリアで、とうとうその時が来ました。
カヤックでしか打てないオーバーハングの裏側にキャスト。
一応しばらくネチって、、、巻き始めたところで、見事にゴボッと出ました。
今回はしっかりと乗りました。
フック位置も一番バレずらい口の横側と、もう1本のフックもガッチリフッキングしてます。
いや〜・・・マジで嬉しかったです。
苦節1ヵ月半。とうとう呪縛から解放されました。
もう一枚↓
ちょっと痩せてますが45センチのいいバスです。
ちなみにつれたポイントは下↓の写真のようなところで、
表側からは打てないところにカヤックをスゥ〜ッっと差し込んで、すかさず横からキャストし、
見事バスを手にすることが出来ました。
カヤックだからこそ手にすることが出来た1本だと思います。
ちなみに、今回はインフレータブル式カヤック「エアフレーム1」での釣行でして、
より静かにアプローチできるのが魅力です。
ボートでもカヤックでもそうですが、、、
リジッド艇が買えない時に、しょうがなくゴムボートやインフレータブル式の艇を買う・・・みたいな考え方になってますが、
そう考えるにはあまりにもったいないと思います。
<アルミが買えないから→ゴムボート>
<リジット式カヤック(ハード艇)が買えないから→インフレータブル式カヤック>
この図式は無しにしましょう。
さあ、呪縛から解き放たれた自分は気分をよくして次を狙います。
まあ、さっきの一本もノイジーポコポコ巻きの時に出たので、、、、
コレならスラントウォーカーでもOKでしょ!という事で、
黒に銀スケールのいかにも芦ノ湖向きなBSカラーのスラントをチョイスします。
そして、箱根湾に入って、2本目頂きました。
アリガトウございます。m(__)m。
こんどはもっとブリブリの45センチです。
お腹がパンパンで硬かったです。
これまたカヤックでしか打てないようなポイントで、護岸と大きな岩があるところ、、、
その間を打つために岸にす〜っとカヤックで寄って行って、すかさず横からキャスト。
で、出ました。
カヤックとの距離わずか5メートル足らずです。
そっと投げて、岩のところまで巻いてきて、まさにその脇で教科書どおりに見事に出ました。
大満足ですね〜。
今回の結果。
芦ノ湖で、45センチを2本!上出来です。
今までの苦労も、コレで報われます。
最後に入水場所に戻って記念撮影。↓
本当に太くていい魚でしょ?
コレが2本目の魚です。
魚には申し訳ないですが、今回ばかりはストリンガーにキープしてましたので、
こんな写真も撮ってみました。↓
気分は最高ですな〜。
夕方暗くなり始めて、雨脚もひどくなり始めたので、気分良くそのままとっとと退散して来ました。
最後に、外道大臣をはじめ多くの皆さんに心配を掛け、お参りまでしていただき、
その甲斐あっての今回の結果だと感謝しております。
本当にアリガトウございました。
m(__)m
今後も松井友宏は日々精進いたしますm(__)m