琵琶湖水路&トレーダース大会in西の湖

恒例の「トレーダース大会in西の湖」。今年も行ってきました。
さらに今年は、大会前日に琵琶湖の水路も叩こうという計画です。
二日間にわたっての釣行・・・結果はいかに・・・。
長編釣行記をお楽しみください。

さあ、恒例のトレーダース大会の結果報告です。
期待に胸膨らませ、「イージートップ」の伊藤さんと行って来ました。
二週連続でご一緒することになりますね・・・。

浜松まで伊藤さんを迎えに行って、
そこでドライバーチェンジ。
ノンストップで琵琶湖に向かいます。
大会前日に現地入りして、デカバスを獲っちゃおうという算段です。
向かった先は、投稿写真でもおなじみのSUI-MEN氏のフェバリットエリア。
現地でSUI-MEN氏と会い、当日の状況をうかがいます。
「今日は今のところよくないですね・・・。」
とのこと。
という事で、違う水路を紹介していただきワクワクしながらスタートフィッシングです。

いかにも雰囲気のいい場所です。

水辺の木々もすっかり緑が色濃くなっていて、もう、気分は釣れ釣れです。
しかしです・・・。
30分経過・・・ノーバイト。
40分経過・・・ノーバイト。
50分経過・・・ノーバイト。
1時間経過・・・やはりノーバイト・・・・。
天は我々に微笑んでくれませんでした。

我々にはそれほど時間がありません・・・。
という事で、再度SUI-MEN氏に電話連絡し、急きょポイントを移動することにしました。

風も無いので、木の浜エリアの本湖も打ってみようかと考えましたが、
現場に行ってみると会社帰りの釣り師でいっぱいです。
琵琶湖恐るべし・・・。
アングラーの数も結構多いんですね。
で、候補の一つの水路に入ることにしました。

護岸サイドにはオカッパリアングラーが結構居るものの、そうでないエリアは手付かずで期待が持てます。
そして、開始から20分ほどたった頃でしょうか・・・。
自分のミジェット・フッカーが火を噴きました。
怪しい葦際にキャストし、首振り3回、ポーズ、再度首振りし、ただ巻きを開始したところで、
とうとうドカン!と出ました。
なかなか良い型です。↓

S-3新色グリーンのロッドでは初めての一本、45センチです。
もう一枚↓

今季まともなサイズのバスはコレが初めてなので、やっぱ嬉しいですよね。
残りあと1時間ちょっとですが、さらに期待が持てます。

そして、伊藤さんにもついにそのときが来ました。
アウトフィッターズ“トロネード”を葦際にキャスト。
何度か首振りして、ポーズのあとの「チョン」という小さなアクションで、今度は控えめに出ました。
しかしです。バイトは小さいもののバスはデカイ!!
最初のジャンプであらわになったその魚体は、優に50を超えるサイズに間違いありません。
「コレではデカイ!!やっちゃたね伊藤さん。」
とか言いながら、すばやくカメラの準備をし撮影体制に入ります。
バスは下へ下へとグイグイ引きます。
2回3回とロッドを絞り込まれ、、、、4回目に絞り込まれた時だったでしょうか・・・。
ふっとロッドが軽くなってしまいました。
なんと・・・・ラインブレイクです。
自分には聞こえました・・・。
ラインが切れる音が・・・いや!伊藤さんの心の糸がプツン!と切れる音が。

(↑ポインタをもっていって、ロールオーバー効果でお楽しみ下さいm(__)m)

16ポンドのナイロンラインがあっさりと切られてしまいました。
「だからPEラインじゃなきゃ!!」
しかし時既に遅し!後悔先にたたず。
いつも岩盤フィールドでペンシルをメインに使っている伊藤さんにとっては、想定外の出来事だったようです。
ペンシラーとしては、どうしても曲げられない事情があったようです。

いや〜しかしあれはデカかった。
55センチ・・いや、ロクマルあったんじゃないですかね。
ぱっと見の印象としてはそんな感じです。
琵琶湖バス恐るべし・・・侮ることなかれ。って感じですな〜。

その後、しばらくバイトから遠のくも、自分にも二度目のチャンスが訪れました。
新作マスタッシュをダブルフック仕様にして、足際を丹念に攻めていた時です。
待望のバイト!
フッキング!!
しかしです、ダイレクトユーザーの人には分かると思いますが、
魚が大きいとフッキング時のショックが大きく、且つダイレクトにハンドルへパワー伝わりますので、
不覚にも右手をはじかれてしまったのです。
幸い左手でスプールを押さえる癖は付いているので、そのままフッキングをするも、、、魚は既に付いていませんでした・・・。
その間、たった1秒くらいの出来事ですが、ショックがでかいです。
釣れなかったから逆に何でも言えますから、言っちゃいますが、、、、
あれはロクマル、いやもっとデカかったかも・・・。
まあ、ヘタクソな釣り師のたわごとですな・・・。
しかしコレは完全に自分のミスだけに痛いです。痛恨です。
せっかくマスタッシュでいいバスをキャッチできそうだったのに・・・・(T_T)/~~~。
という事で、初日はコレで終了となりました。



さて、日が変わって翌日、いよいよ大会本番です。
車中泊で仮眠は取っていたものの、まさに当日41歳の誕生日を迎えた自分にとってはきついです。
眠い目をこすりつつスタートフィッシングです。

まだ陽が上がらないうちには分からなかったのですが、西の湖の水色は良くなく、かなり濁りが入ってました。
明らかに田んぼの掻き代が入ってますね。今までの中では一番水が悪いかも・・・。
さらに、水が少しでも良い人気のエリアは人が既にいっぱいで付け入る隙がありません。
という事で、伊藤さんも西の湖が初めてなのでぐるっと一周しながら釣りをすることにしました。
そして、唯一西の湖でマンメイドストラクチャーがあるエリアで結果が出ました。

エンジン船が通過し、水面がざわついた時、すかさず伊藤さんがキャストした“マスタッシュ”に出ました。
コレは気持ちよくドカン!と出ましたね。
昨日の教訓を生かし、ラインもBPラインに変えてましたから安心のやり取りです。

満面の笑みですね。
じゃ、もう一枚↓

マスタッシュパゥワー!
見事45センチのバスを釣り上げ、結果的に8位入賞となりました。

オメデトウ伊藤さん!
コレで、少しは昨日の傷も癒えたことでしょう。
いや〜しかし、あの「プツンッ」という、あの音は一生忘れられないかも・・・。
自分は忘れられません。

さて、一方の自分はといいますと、、、
一応ちゃんと釣りました。
型はたいしたことありませんが、30センチ半ばの元気なバスです。

ヒットルアーは“ライ君エキスパート”。
何が良かったって、、、まだ釣れてないストックの濱ちゃんのまん前で釣ったことです。
そう!2年連続で坊主を食らってしまっている濱ちゃん、この時点ではまだバスをキャッチしていませんでした。
さすがに3年連続はヤバイという事でちょっと焦り顔・・・。



しかしその後、しっかり4位入賞サイズの48センチだったかな?のバスを釣ってきました。
オメデトウ濱ちゃん!良かったね!!
見事なバスです↓

あと、濱ちゃんと同船してた「バサーズショップ・ニック」の加藤さんもキールヘッドで結果を出し、
二人はご満悦の様子でした。

ナイス・カプゥー!

さあ!あとは最終結果が気になるところです。
果たして、例年通り50アップが何本か釣れているのでしょうか?
ちなみに、今まで50アップが出なかった年はないですから、今年も当たり前に釣れているものだと考えてました。

しかしです。
今年は、初の50アップ無し。
やはり、あまり状況は良くなかったようですね。
ちなみに優勝者は↓

駒瀬君の48.9センチ。ヒットルアーはアウトフィッターズ“ポイズンUJr.”西の湖スペシャルです。
オメデトウございますm(__)m。

ちなみに重量ではだんとつトップだったであろう二位は↓

富山から参戦、ロンブー淳似の西尾君の48.8センチです。。
わずか1mmの差で二位となってしまいましたが、魚としては幅があって本当に立派なバスでした。
富山から来た甲斐がありましたね。

ちなみに3位もミリの違いで、その後に続くヒトも40の後半ばかりが続くという接戦でした。
詳しくは「トレーダース」ホームページで詳細がアップされますのでそちらをご覧ください。

表彰式では

優勝者の駒瀬君が、赤のCDLを手にし満面の笑みを!
その後恒例のじゃんけん大会↓

さらに、全員に参加賞を配って大会終了です。


皆さん疲れ様でした。

また来年も行きますよ!

ロクマルの夢は、また来年に持越しです・・・。