いよいよ自分の季節がやってきました。
5月・・・フィールドの木々もしっかりと芽吹き、鮮やかな緑の世界に包まれます。
毎年この時季に行っている静岡のとあるダム湖。
出ればデカイと言う期待とは裏腹に、ここ2〜3年は魚を手にしてません。
さて、今年はどうなることやら・・・。
今年も行ってきました、いつものS湖。
(地方のマイナーフィールドなので、具体的な場所を伏せさせていただきます。)
ちなみに昨年は2005年4月27日の釣行記をご覧頂ければ分かりますが、自分はノーフィッシュでした・・・。
さて、今年はどうなることやら・・・。
片道の道のりで約4時間・・・・そこは単線の電車が走るまさに秘境です。
去年同様、浜松のショップ「イージートップ」の伊藤さんご一行と合流しスタートフィッシングです。
(ただし、去年は浜松→ダムのルートが、がけ崩れのため合流できずでしたが・・・。)
←ちなみに、、、ちっちゃいおっさんこと伊藤氏は、
先日、既に50アップを2本も釣っているので、ノリノリです・・・。
そうそう、そうです!
今回のもう一つの大きな目的は、インフレータブル式カヤックのインプレッションです。
先日、Whatのコーナーでも書いた通り、まずは難なく4〜5分で膨らますことが出来、さっそく乗艇してみました。
↓
やっぱ、いつもとは具合が違います。
乗艇の際にパドルを渡すコックピットエッジが柔かいため、やりずらいです・・・。
要するに土台になる部分が柔かい訳で・・・支えにするパドルがきちっと固まらないんです。
コレはハードタイプのカヤックと比較すると弱点とも言えるかも知れませんが、
同じようには行かないだけのことで、違う方法で乗艇すれば問題なかったりもします。
それはどういう方法か?と言いますと↓
写真は撮ってませんが、艇のコックピットエッジ部分が低いのでお尻をすっと入れて座ってしまうといいんです。
もちろん入水場所によっての制限はありますが、なだらかなシャローがあればコレで問題なく乗艇できるでしょう。
乗ってしまえば、全く問題なし!
いつもどおり快適に釣りが出来ます。
ただし、艇内に空気を膨らませた分のボディーがせり出しますので、ハードタイプと比べちょっと狭い感じはしますね。
まあ、自分には問題のないレベルですが、体重100キロを超えるようなヒトはちょっとオススメできないかもしれません・・・。
(ちなみにメーカー推奨の最大積載量は135キロですからスペック的には問題ありません。)
一方、乗り心地に関しては、コチラのほうがむしろ快適かもしれません。
エアマットの上に座っているようなものですからお尻が痛くなるようなこともありません。
という事で、総合的に判断しまして・・・。
コレはありです。
艇の置き場に困るヒトには、迷わずオススメします。
じゃ、比べたらどっちがいいの?と言われたら、、、
やはりハードタイプのカヤックをオススメします。
なにせ、準備とあと片づけが楽だし、やっぱ安心感がありますよね。
PS)正直な話、今回も収納袋にしまう時には苦労しました。
しかし、もう慣れたから次回からはさくっと仕舞える自信があります。
最初にどういった感じに折りたたんで入ってるか覚えておくのが大切です。
まあ、何事も慣れですな〜。
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さてさて、
本題の釣りの話に移ります。
写真では分かりずらいかもしれませんが、白濁系の濁りが入っていて水温は16〜17度。
決して状況はいいとは言えませんが釣れない雰囲気ではありません。
カヤックから眺める景色はいつも素敵です。
その後、カナディアンで一人で釣りをしてたY氏と合流しカヤックを連結して一緒に釣りをします。
そう!Y氏といえば一緒に釣りに行くと何かが起こると言うジンクスをもった人物です。
決まってプチ・アクシデントが起こります・・・。
それがプラスになるか?マイナスになるか??
そこが問題です。
ちなみにS湖におけるこの水位はまさに満水でして、
普段ならトリプルフックのルアーしか必要のないフィールドなのですが、
今回はところどころに冠水した植物もあり、ダブルフック仕様のルアーも必要な状況でした。
で、
結局釣れたのはこんな所です。
↓
柳の木?が湖面に覆いかぶさっていて、「ここはキールだね」と迷わずキャストし、
枝にちょっとだけ掛かって、チョンチョンしてて、
「霞とか印旛の沼系フィールドだったら、コレで釣れちゃうんだけどね・・・・。」
なんて話してたら、、、
その枝からするっとキールが抜けて、チョンチョンっと首振りしたら、、、
横からぴょ〜んと飛び出してきました。
S湖最低記録の30センチちょいのバスですが、
何はともあれ2006年初バスにほっとしました。
4時間かけて、金かけて、こんなはずじゃなかったのですが、、、やっぱ嬉しいですね。
いよいよって感じですね。
で、
その後はと言いますと、、、自分はあと2バイト貰うも乗せられず・・・終了。
他の面子もバイトすらなく終わってしまいました。
う〜ん、やっぱ修行ですな〜。
帰り道のことを考えると憂鬱になってしまいます。
ここで、なんだか年々どんどん若くなっていく伊藤氏と別れを告げ、帰路につきます。
・・
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しかしです。
やはりそこで事件は起こりました。
中央高速を120キロで快適に走行してたら、覆面パトカーがやってきて止まれの合図・・・。
その時運転してたY氏と、
「うそだろ〜、120キロしか出してないよ!」「なんで?」と・・・。
そこで今回始めて知りました。
中央高速の制限速度は80キロだと言うことを・・・。
ガ〜ン!!
と言うことは40キロオーバー?
最悪です。
助手席に居た自分としても責任感を感じてしまいます。
Y氏は切符を切るためにパトカーの中に・・・。
しかし、帰ってきたY氏の口からは・・・こんな意外な言葉が↓
「商談成立、値引き成功!」
この男、、、、ただでは引き下がりません。
通行区分違反と言うことで話をつけてきたようです・・・。
イッツ・マジック!
このマジックが釣り場で発揮されれば良かったのにね・・・。
(T_T)/~~~。