カナディアンでもなく、カヤックでもない?
そんなスタイルのフィッシング向けの新艇ネイティブ「アルティメット12」を試乗してきました。
果たしてそのフィーリングはいかに・・。
2008年シーズンより新たにインポートされることになったネイティブウォータークラフト社のカヤック。
その中でも特に注目なのがコレ「アルティメット12」です。
長さ368センチ、重量25キロ、158000円。
ちなみに、本国アメリカのサイトだと総重量は25キロ表示となってますが、
輸入元では22キロと謳ってます。。いったいどっちが正しいのでしょう?
一見カナディアンカヌーのようですが、それ程深さがなく、ちょっと違いますし、
シットオンカヤックに近いようで、構造的には全然違うし、
なんて言ったらいいんだろう?シットインの蓋を取った感じと言ったらいいでしょうか??
シットインカヤックとカナディアンカヌーのハイブリッド艇?
とにかく!新感覚のレク艇と言えるのではないでしょうか。。
まずは、車載した感じはこんな↓具合です。
自分のアメ車だと小さく感じるかもしれませんが、結構なボリュームです。
正直、、一人で持つには重いです。
(という事で、多分本国表示が正しくて25キロあるでしょう。。)
なので、背の高い車に一人で上げ下ろしするのはちょっと苦労するかもしれませんね。。
さて、注目の外観です。
次に、オプションのバウスカートとスターンスカート↓を付けた状態の写真です。
なんかこう、、スパルタンな感じになりますね。。
艇をカスタマイズする楽しさはありますが、、
コレをつけるとラゲージスペースへのアクセスが悪くなりますので、どうかな?と、、思いました。
まあ、雨が降ってる時などには上からの雨水は防げますが、
艇内に溜まった水は筒抜けなので、艇全体に廻ってしまいます。
という事で、他の人と差をつけたい人にはオススメのアイテムなのではないでしょうか。
とにかく見た目はかっこよくなります。
さて、本題の試乗インプレッションです。
まず、メーカーがやたらとアピールしてる「立ってでも釣りが出来ますよ!」の部分に関しては、正直どうかな?と思いました。
ご覧の通り↓普通に立つことは出来ますが、決して安定感の良い物ではありませんし、
仮にこの体制でフッキングをしたとしたらかなり怖いでしょう。
フッキング→即沈なんて洒落になりませんからね〜。。
という事で、立っての釣りは控えた方がいいと思います。。
もちろん座るとかなり安定感があり、艇その物の重量もあって、、どっしりした感じです。
反面、いわゆる一般的なカヤックと比べると小回りは効かないので、、
より大場所での釣りに適しているのではないでしょうか。
艇を敢えて↓リーンさせてみても、ある程度のところでグッと耐えてくれます。
以上のような事から、、、
荷物を比較的多く持って行きたくて、かつ大場所で釣りをする人にはオススメの艇と言えましょう。
今回はバウとスターンにカバーを付けてしまってますが、
そのスペースはかなり広いので、多くの物が積めるのではないでしょうか。
あと、シートの座り心地はかなり良好で、BPカヤック同様半日釣りをしても全然腰が痛くならなかったです。
以上、参考になりましたでしょうか?
ちなみに、私個人的にもこの艇は注文してますが、、
まずは芦ノ湖なんかで釣りをしたいですね〜。
絵になると思いませんか?!
PS)3月末には第一便が入荷の予定ですが、この初回入荷分は完売との事です。
という事で、4月末入荷分からのデリバリーになりますが、、ご注文お待ちしてます。